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「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

08日 アシュケナージ&PO/諏訪内晶子

ウラディーミル・アシュケナージ指揮
フィルハーモニア管弦楽団


1・シベリウス
   交響詩「フィンランディア」


2・シベリウス
   ヴァイオリン協奏曲ニ短調
     諏訪内晶子(ヴァイオリン)

アンコール曲
  バッハ:無伴奏パルティータ第3番からラールゴ

**************** intermission ************

3・シベリウス
   交響曲第2番ニ長調

アンコール曲
  シベリウス:クオレマから「悲しいワルツ」


 2008.12.8.19:00 NHKホール 3-L5列

NHK音楽祭 魅惑のバイオリン 魂のコンチェルトと題した
4回シリーズの最終回、
諏訪内晶子を迎えてのシベリウスが やはり聴きものであった。
ヴァイオリンの技巧をひけらかす訳でもなく むしろ
淡々とした表情ながら なかなか陰影に富む表現を見せた。
エンジ系のロングドレスでの登場。

アシュケナージ指揮のフィルハーモニア管は生では初めて接する
オーケストラだが春に聴いたBBCフィル(ノセダ指揮)と似た感じの
音色でカラヤン時代のLPで知る頃に比べてオケの精度は並クラスか。

NHKホールの巨大なステージ一杯にオケ楽員を配置したため
響きに密度が不足したのも原因かも知れません。
逆に前回聴いたコンセルトヘボー管はステージ前面のみに配置して
分厚い音楽を奏でていたのと対照的。

アシュケナージさんとフィルハーモニア管は永年のお付き合い
やや癖のある彼の指揮棒にぴったり合わせていたのは流石と感じた。
★★★★


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